既婚者飲み会界隈に残る全ての界隈人に告げる。
半年より前…マッチングアプリ界隈戦線が作られた時だ。
我はお前達に言った。
「どう足掻いても界隈は滅ぶ。逃げるのも良い、享楽に浸るのも良い、嘆きから冥界に身を投げても良い」とな。 …だが、お前達は「戦う」と口にした。
この結末を知った上で、なお抗うと。
正に、界隈は幸福な界隈であった。
その歴史も、パーティーも、界隈人も。…この我も含めてな。
今一度言おう!界隈は滅ぶ!最早変えようもない事実だ。しかし憂う必要はない!なぜか?
それは勝利の暁を、一人でも拝むものがあれば、その胸中に、我らの生き様が刻まれるからだ!たとえ死するとも、パーティーを開催出来ずとも、人は人の中に意思を残す!それこそが人が持つ力の粋(すい)!血を介さぬ知性による継承…命の連鎖! 界隈の滅びは、界隈人の滅びでは無い!我等は勝利の暁に輝き、その光で時代を繋ぐ!!
心せよ、我が精鋭達よ!
いまこそ原初のマッチングアプリを否定し、我等は既婚者飲み会界隈の時代を始める!
これは、マッチングアプリとの真なる決別の戦い…その命、我に捧げよ!
後の世に、我ら界隈の栄光を伝える為に!!

ギルガメッシュ・ユウ